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広島市, 広島県, Japan
旅 車 キャンプ 温泉 飲食 カメラ の好きな六趣味(ムシュミ)人です。

2008年2月29日金曜日

我が愛車 履歴

思い起こせば、自動車に乗り出して早40年余。

長いと言えば長かったけれど、最初の自家用車はマツダキャロル。
当時としては随分高かった記憶しかないが、乗ってるだけでうれしかったものだ。
360CCのあの車、随分窮屈だったし、長距離は大変だった。
一日中走ると、その夜は寝ていてもまだ揺られている気分だった。
でも、今から考えると、一番車が大切だった時代のような気がする。
周りで乗っている人もスバルのミニテントウ虫か、ホンダのNコロが多かったような気がする。
だって、パブリカの空冷パタパタもいるにはいたし…何しろ昔々、あのころは…良かったな。(歳をとるとこれしか無い)

次に乗ったのがファミリア800。
これはよく走る車だった。
やはり、変な排ガス規制が始まる前なので、燃費は良いしガソリン代も安かった。
良き時代だったのだろう。
乗るに際して手を加えたところは、運転席助手席をリクライニング式に改造してもらったこと。
走った後、背もたれを倒して休憩が取れるようになったことは一大進歩だった。
キャロルのように走った後、寝てからも走行振動が残って悩まされることもないし、背もたれを倒して休憩ができる。
実に良かったと満足していたように記している。
こうしてみると、30年前までは車に乗れる、好きな時に好きなところにいける、車の中でも休憩ができる。
これで楽しい生活ができて満足していたのが夢のような気がしている。
でも、この頃初めてトヨタのセールスマンに、「マツダよりトヨタの方が遙かに上質で優れている。空冷より水冷に乗りなさい。」と奨められ、よく分かっていなかったのもあって、パブリカ1000に買い換え。
以降6年間我が愛車となった。
でも、この頃からより小さい車が、何かにつけて便利で経済的、しかも自分の使用用途に合うような気がして2台目「動くだけで良い。」とミツビシミニカのオンボロ中古を購入。
「何時動かなくなるか分かりません。」と言われたこの車が2年間日常の足として活躍してくれた。
それが出先でウンともスンとも反応しなくなったのが、次の車への一番大きなきっかけだったように思う。

軽自動車は燃費でも、維持費でも良いもんだと納得していた時、ミニカが動かなくなってしばらく… 雑誌で見かけたのがスバルサンバーのイエローハイルーフ。
荷室が広く腕を上に上げても楽々。
早速購入。
後部座席を折りたたむと真っ平ら。
荷室一杯のお布団と共に、幼児期の息子2人の専用席となってしまった。
更に、まだ、たっぷりの荷物が積める。
ここでついにアウトドアに目覚めてしまった。
テントにシュラフ、テーブルに椅子、コンロとランタン、コッフェル、ベッド エトセトラ 大荷物を積み込んで一家4人での週末利用のキャンプ生活の始まり。
車が遊びに欠かせない物となってしまったものだった。

軽バンハイルーフのイエローサンバーは我が家にとって無くてはならない重要な道具にはなったのだが、一年半後、サンバーハイルーフに4WDが新規発売。
販売店の「車検まで待って次を考えたら。」の忠告も聞かず、4WD車購入。
これで泥道、雪道、坂道万全で安心して「軽のハイルーフ万歳!」もつかの間。
確かに初代ハイルーフサンバーも2台目サンバーも頑張ってくれたのだけど、特に2台目は助手席座席を取り替えて、回転座席で頑張ってくれた。
これで言うこと無しのアウトドア生活だった。
確かにそうだった。
でも、日進月歩の車制作と、週末活用の我が家の間に、やはり、年月の隙間が徐々に芽生えだしてしまった。
人間とは飽くなき欲求を持つ生き物なのだろう。
ハイルーフ4WDなら軽自動車の大きさで十分だと思ってはいたものの、九州巡りのキャンプ旅行を三度繰り返した後での実感「アクセルべた踏みは疲れる!」

そこで目移り1200CCのドミンゴハイルーフ4WDで前席回転。
これしか無い!とついに購入。
長い付き合いとなった。
その間、手を加えた所は、座席3列は一家4人には必要ないからと1列撤去。
2列仕様のトライ型に変更。
軽の大きさで馬力アップ。実に使い勝手が良かった。
更に荷室として後席足下と、後席背もたれより後に全頑丈面な棚を作り付けて、その上下を使用。
親子と荷物を運ぶのに、どんな道でも入っていけ、必要な物は運ぶことができた。
しばらくはこれで満足。
だが、親子で魚釣りやスキー、オートキャンプに出かけて車中泊をしようとした時、2人が車、2人がテントの状態解消のため、最終改修。
後の棚を二段スライド型に作り替え。
これで上下に4人が宿泊可能。
遂にこの状態で10年10万キロを超えるまで、各所に経年劣化のガタが出て、10万円を超える修理を繰り返しても、どうにもならなくなるまで、手放すことのできない最長期間の愛車となってしまった。

愛車だったドミンゴも10年10万キロを超えて遂にダウン。
そこで、生産中止のドミンゴに変わる車を探したが、該当したのはトヨタタウンエース。
これなら車高が高くて2列座席、後部ドア両側開きで、4WD。
だが4ナンバー、ところが特別仕様で5ナンバーのノアが発売、5ナンバーの、日産セレナと比べて迷っていたのだが、ノアに決定。
キャンパー製作所で、寝られるよう後部物入れ兼展開ベッド仕様(箱とその上に4枚マット)、フロント座席間にセンターポール式テーブル、全周カーテン、FF式ヒーターと走行充電式サブバッテリーを装備。
取り寄せで助手席回転台座取り付け。
遂にドミンゴを上回る、簡易キャンパー仕様のノアができあがって、もっぱら愛用。
なかなかの使い勝手で゜あったが、ぼつぼつ10万キロに近づいてきていることと、寝床仕様では寝られるものの居住空間にならないことが気になり、サブ使用の車が気になってきてしまった。
どうも、10年10万キロというのは1つの区切りになってしまうようだ。

かくして軽トラピックアップキャンパー「やどかり」へと遍歴は進んできたのだ。

2008年2月28日木曜日

我が愛車 やどかり 概要

現在使用中の愛車「やどかり」実質5年間の使用だったがもうすぐお別れ。
どんな車だったかの覚え書きは以下の通り 初年度登録平成14年度登録やどかり(スズキ キャリー 5速 4WD ターボ)
軽自動車をベースにしたバンコンはありますが、軽のキャブコンというのは実にユニークです。
「やどかり」は、スズキキャリーにFRP一体シェルを架装し、夫婦2人で使うには最適なサイズを実現したコンパクトキャブコンで す。
シェルは積み下ろし可能な積載タイプのため、厳密にいうとキャブコンというより、ピックアップキャビンの思想を受け継ぐモデルですが、センターエ ントランスを採用し、キャブとシェルの一体感あるデザインを実現している「やどかり」は、その雰囲気はまぎれもないキャブコンです。
このサイズは、狭い道を全く苦にしない。オプションのアンダーエアロがついて、スタイル的にも可愛く楽しいクルマです。

標準仕様は下記の通りです。
就寝定員2人 FRPボディ 左サイドドア(網戸付) 右サイドウィンドゥ(網戸付) 後部ウィンドゥ(網戸付) ルーフベンチレーター(網戸付)内貼り 床貼り 室内照明 30W蛍光灯 ソファー兼ベット ギャレー リアオーバーヘッドコンソール テーブルポールセット

オプションでの追加は下記のようになっています。
折り畳みアルミステップ(階段) サイドオーニング2.5m 10インチテレビデオ(アンテナ含) インバーター(12V→100V変換)250Wキャビン連結用アタッチメントFRP製 サブバッテリー走行充電システム(バッテリー含) FRP製サイドアンダーカバー(サイド・リア)

更に購入後の追加注文に関しては写真下の説明のようになっています。
ヘッドランプ取り替え 電動格納バックミラーに取り替え アンテナ増設 シェル下特注 ハムアンテナ増設ターボエンジンに換装 155-12タイヤ装着 フルホイールキャップ装着 OPステップ購入
ベッドマット改装 ステン製ステップ装着 スタッドレスタイヤ購入 オーニング裏雨漏り対策 
荷室左右上サイド小物入れ増設  リアAC電源取り出しコンセント増設 DVDラジオ取り付け
バックカメラ取り付け AC電源取れ入れ AC充電設置 FFヒーター取り付け バックライト(フォグ)取り付け運転席後部窓用網戸及びアクリル窓作製 室内テーブル可変移動 マフラー取り替え

思えば色々やったものだし、移動後の快適さは特上だったのだが、如何せん! 車高2.4メートルと、移動中のクッションの悪さと、長距離移動での固定姿勢での疲れ、5速マニュアルもネックとなり後続車を注文となった次第。以上が5万キロを共にした可愛い旅車の概観記録となっています。